top of page

供養に関するよくある質問

■ 遺骨の取扱いに関する法律はありますか?

遺骨の取り扱いについては「墓地・埋葬等に関する法律」に定められています。勝手に認可されていない場所に遺骨を埋めるということは法律違反になってしまうので、絶対にしないようにしてください。

 

■ 遺骨の埋葬・供養方法には、どのような種類がありますか?

おもに「納骨」「自然葬」「手元供養」の3パターンがあります。

 

■ 遺骨は埋葬しなくても良いですか?

必ず埋葬する必要はありません。「納骨」や「散骨」などの埋葬方法を取らずに、遺骨を自宅において「手元供養」する人が増えています。

 

■ 遺骨と遺灰の違いは?

「遺骨」とは故人の骨のことを言います。火葬場で死者を火葬して、その後に残った骨のことです。一般的には、骨壺に納められた状態のことを遺骨と呼んでいます。「遺灰」とは遺骨を粉骨した物のことです。散骨などの需要の高まりによって「遺骨を粉骨して欲しい」という遺族が増えています。

 

■ 納骨とは?

「納骨」とは、都道府県に認可された墓地などに遺骨を納めることを言い、昔からよく行われてきた一般的な埋葬方法で、もっとも認知度も行われる件数も多い埋葬の方法です。

 

■ 納骨をする場所にはどんな種類がありますか?

従来は、その家ごとの「お墓」に納骨することがほとんどでした。家族がいない、お墓を建てないという理由で「合祀墓」や「納骨堂」に納骨するケースが増えています。

 

■ 納骨の注意点は?

「どこに遺骨を納めるか」で遺骨の扱いが変わるので、選ぶ際には注意が必要です。家ごとの一般的なお墓の場合、お墓を継ぐ人がいなくて無縁墓になってしまうリスク、永代供養など合祀墓への納骨の場合、他人の骨と一緒に納骨するので、遺骨が混ざってしまう問題があります。このような点に考慮して、故人の意志など考えながら納骨先を選んでください。

 

■ 自然葬とは?

「自然葬」とは、遺骨や遺灰を自然に返す埋葬方法です。山や海などに遺灰をまいて供養する「散骨」や、樹木を墓標の代わりに使って供養する「樹木葬」があります。

 

■ 自然葬の注意点は?    

   

「自然葬」を行う場合、節度を持つことが大切です。特に「散骨」の場合、遺灰をまく場所によってはトラブルに発展するケースもあり、「樹木葬」の場合には、埋葬する場所によって法律違反に問われる可能性もあります。

 

■ 遺骨のまま散骨できますか?

「散骨」をする場合、遺骨のままでまくのではなく、きちんと「2mm以下に粉骨する」という決まりがあります。個人で散骨する場合、この点の注意が必要です。どこにでも散骨して良いというわけではないので、きちんと節度を持って行ってください。

 

■ 手元供養とは?

「故人を身近に感じていたい」という理由で、遺骨を自宅に保管する方法が「手元供養」です。

 

■ 手元供養には、どのような種類がありますか?

(1)「遺骨すべて」を自宅に置いて供養する。骨壺に入れた遺骨を安置して供養するので、埋葬する必要がありません。
(2)「遺骨の一部だけ」を自宅に安置して、残りはお墓や納骨堂に納骨、もしくは散骨することになります。
(3)「粉骨して」小さな骨壺に入れて安置、遺骨をアクセサリーやダイヤモンドなどに加工して身につける方法などもあります。

 

■ 自宅供養の注意点は?

遺骨は湿気に弱いため、骨壺に入れたまま保管すると、カビが生えてしまう可能性が高くなります。自宅で保管する場合、基本的には「粉骨・真空パック」にして保管するとカビの心配がなくなります。また、アクセサリーなどの場合は、紛失に気をつけてください。

 

■ 遺骨の扱い方に関する注意点は?

遺骨を自宅で保管することは合法ですが、自宅の庭などに埋めることは埋葬とみなされて、法律違反になるので注意してください。庭での「散骨」は法律違反と言えませんが、ご近所とのトラブルに発展しやすいので気をつけてください。

bottom of page